まほうのらんぷの地域とのつながり
地域とのつながりを大切にしています
まほうのらんぷでは、地域とのつながりを大切にしています。
障がいのある方たちは、学齢期は公立学校や特別支援学校などで過ごしますが、学校を卒業すると、就職先がなくて在宅になってしまったり、あるいは障がいのある方たち向けの福祉施設や作業所などに通所することになり、社会との関りが薄れてしまうケースが多くあります。
まほうのらんぷでは、障がいがあっても住み慣れた地域で「自分らしく」生活できるように、生活支援をすると共に、その基盤となる働く場や暮らしの場を整備することを目的として活動しています。
閉鎖的な施設で、自分たちだけで解決するのではなく、地域と積極的に関わり、地域の皆さまにもご支援やご理解をいただきながら、地域社会と密接なつながりを作ることで、障がいのある方たちも、住み慣れた地域で「自分らしく」生活できるようになると考えています。
カフェの運営やワークショップスペースを提供
そんな地域とのつながりを大切にするまほうのらんぷでは、地域のお客様に気軽にお越しいただけるように、こだわり素材で作るおむすびカフェの運営や、普段は作業スペースとして使っていた部屋をワークショップスペースとして整備し、空き時間を一般の方がレンタルできる仕組みを作ったり、あるいは地域のイベントやお祭りなどで、カフェのおむすびやお弁当を出張販売するなど、積極的に地域とのつながりの場を増やしています。
生活介護事業所では利用者様の就労支援のひとつとして、地域の企業や施設から受注を請けて、野菜の袋詰めやチラシ折りなど軽作業をおこなっています。
まほうのらんぷに通っている障がいのある利用者様は、重度・軽度あるいは障がいの特性なども人それぞれです。
複雑な作業が苦手な方もいれば、長時間の作業が苦手な方もいます。
逆に、細かい作業が大好きだったり、同じ作業をもくもくと続けることのできる方もいます。
障がいがあるからといって、仕事が雑であったり、品質が悪いわけではありません。
利用者様それぞれがもつ得意分野や特性を活かして、分担して作業をおこなっています。
これも、地域の企業や施設の皆さまが、障がいのある利用者様のことを理解してくださっているので、私たちにもできる行程・作業をお仕事としてご依頼いただいています。
カフェの運営や出張販売などでも、多くの地域の方と接する機会があります。
また、重度心身障がいのある利用者様が通う生活介護事業所らぴすでは、地域の方がボランティアとしてワークやレクリエーションなど障がいのある方の活動のお手伝いをしてくださっています。利用者様も、職員だけでなく地域のボランティアさんと触れ合うことでたくさんの刺激を受けて喜んでおります。
まほうのらんぷは、多くの皆さまに支えられています。
関わるすべての皆さまに深く感謝するとともに、これからも、ひとりでも多くの地域の方々に、障がいについての理解が深まり、障がいがあってもなくてもお互いに「自分らしく」生活できる社会になるように、まほうのらんぷでは今後も地域とのつながりを大切にしてまいります。
ぜひあたたかく見守っていただき、皆さまのご理解とご支援の程よろしくお願い申し上げます。